2025年4月11日

あなたの子どもは大丈夫?デジタルタトゥーの危険性

こんにちは。株式会社マモル代表のくまゆうこです。

SNSでの軽い投稿が、子どもたちの未来を脅かす「デジタルタトゥー」となる危険性が増しています。最近では、飲食店での迷惑行為を配信した少年が個人情報を特定され、巨額の損害賠償請求を受ける事態も発生しました

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また、親子YouTuberが子どもの顔出しを行うことで、将来のプライバシー侵害や心理的影響が懸念されています 。​一度ネットに公開された情報は完全に削除することが難しく、子どもたちが被害者にも加害者にもなり得る現実があります。今こそ、親子でデジタルリテラシーを高め、子どもたちの未来を守るための行動が求められています。

​あなたの子どもは大丈夫?デジタルタトゥーの危険性

現代社会では、デジタル技術の普及により、私たちの日常生活は大きく変化しています。しかし、デジタル活動が私たちの生活に欠かせない一方で、その影響は深刻なリスクも孕んでいます。特に、子どもたちのネット利用が増える中で、彼らの未来に大きな影響を与える可能性があるのが「デジタルタトゥー」です。今回は、デジタルタトゥーの危険性について考えてみましょう。

デジタルタトゥーとは?

デジタルタトゥーとは、インターネット上での活動や情報が永続的に残ることを指します。つまり、一度SNS等でオンライン上に個人情報が公開されると、それを消すことは非常に難しいということです。これにより、個人や企業の評判や信頼が損なわれる可能性が生じます。

子どもたちのデジタルタトゥー

子どもたちは、顔写真や所属などを気軽にネット上に投稿することが当たり前になってきましたが、これが方向性を間違えばデジタルタトゥーとなり得ます。例えば、軽率な投稿もこれにあたります。

SNSマーケティングの会社の代表で、大学で SNSマーケティングの講師をしている松山真衣さんにデジタルタトゥーの危険性について聞いてみました。

〝デジタルタトゥーがもたらす危険性は多岐にわたります。まず第一に、プライバシーに悪影響を与えます。深く考えずにSNS上で個人情報を公開することは、第三者に悪用される可能性があります。また、個人情報を特定するネットストーカーやSNSで悪口等を書き込むネットいじめなど、直接的に被害に遭うリスクも存在します。さらに、不適切な投稿が子供たちの将来の雇用や社会的関係に影響を与える恐れもあるのです。〟

親の役割と対策

親は、子どもたちが安全にネットを使うことをサポートすることが重要です。まず、デジタルリテラシーの向上が求められます。子どもたちに、オンライン上でのプライバシーの重要性やリスクについて正しく理解させることが必要です。また、親は子どもたちとのオープンなコミュニケーションを行い、安心して相談できる環境を提供することも重要です。

この記事をきっかけに子どもとどんな事がデジタルタトゥーになるのか話してみるのもいいかもしれませんね。

 

 

記事監修

株式会社EmpaC 代表取締役

SNSマーケティングプランナー

松山真衣

※この記事は2024年に監修いただいたものです。

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