【学校向けSNS対策】BeReal.の位置情報で友人関係が悪化?生徒間トラブルにつながるSNS共有機能の危険
こんにちは。株式会社マモルのくまゆうこです。
中高生に人気のSNS「BeReal.」には、写真の投稿時に位置情報を共有できる機能があります。便利な機能に見えますが、「誰とどこにいたか」が見えることで、生徒同士の人間関係トラブルにつながる危険性があります。
特に思春期の生徒同士では、交友関係の変化に敏感なため、位置情報共有がきっかけで嫉妬や不信感が生まれ、友人関係が悪化するケースも少なくありません。
学校では見えにくいこうしたトラブルは、SNSの機能を正しく理解していないと防ぐことが難しく、学校関係者が知っておくべき重要な課題です。
今回は、BeRealの「位置情報共有機能が生む生徒間トラブル」について、学校現場で起こり得るケースをもとに考えていきます。
BeRealの位置情報共有とはどんな機能か
BeRealでは、写真を投稿するときに位置情報を表示できます。
これにより、
- 今どこにいるか
- 誰といるか
- どこへ行ったか
が、友達に見えるようになります。
たとえば、
「○○ショッピングモール」
「△△駅周辺」
といった情報が表示されるため、
投稿を見た相手は、
「今どこで誰といるか」
を把握できます。
便利に思えるこの機能ですが、学校生活の人間関係においては、
交友関係が見えすぎることが問題になります。
「なんで私を誘わなかったの?」が起こる
例えば、ある生徒が休日に友達とカラオケへ行き、その様子をBeRealに投稿したとします。

すると、それを見た別の友人が、
「なんで私には言ってくれなかったの?」
「最近あの子とばかり遊んでるよね」
と不満を抱くことがあります。
投稿した本人に悪気はなくても、
位置情報によって
- 誰と遊んでいたか
- 誰を誘わなかったか
- 誰と仲が良いか
が見えてしまうため、
相手に疎外感を与えてしまうのです。
その結果、
- 気まずくなる
- 無視される
- グループが分裂する
といったトラブルにつながることがあります。
位置情報が“監視”のようになることもある
位置情報共有は、ときに監視のような状態を生みます。
例えば、
「昨日○○にいたよね?」
「誰といたの?」
「なんで教えてくれなかったの?」
と問い詰められるケースがあります。
これは単なる会話ではなく、
生徒にとっては
「見張られている」
というプレッシャーになることがあります。
特に思春期の生徒同士では、
- 誰と仲が良いか
- 誰を優先したか
が人間関係に大きく影響します。
そのため位置情報共有が、
友人関係の束縛や干渉を強める原因になることがあります。
教師に見えない“SNS上の圧力”
教室の中では仲良く見える生徒同士でも、
SNS上では強い圧力が生まれていることがあります。
例えば、
- 「誰と遊んでいたのか説明を求められる」
- 「誘わなかったことで責められる」
- 「位置情報を見て不満を持たれる」
こうしたやり取りは教師には見えません。
そのため、学校側は
「仲が良さそうだから問題ない」
と判断しがちですが、
実際には生徒同士の関係が悪化していることがあります。
BeRealの位置情報共有は、
表に見えないストレスや圧力を生みやすい機能なのです。
“便利な機能”が人間関係を壊すことがある
位置情報共有は便利な機能ですが、
人間関係が未成熟な中高生にとってはリスクも大きい機能です。
大人なら気にしないことでも、生徒にとっては
- 誘われなかった
- 仲間外れにされた
- 自分より他の子を優先された
と感じるきっかけになります。
つまり、
位置情報共有が、不要な誤解や嫉妬を生む
ということです。
BeRealの問題は、悪意のある投稿ではなくても、
機能そのものがトラブルの原因になる点にあります。
学校で必要なのは“位置情報のリスク”を教えること
SNSトラブルを防ぐためには、
「個人情報に気をつけよう」
という指導だけでは不十分です。
必要なのは、
- 位置情報で交友関係が見えること
- それが嫉妬や不信感を生むこと
- 人間関係トラブルにつながること
を理解させることです。
つまり、
位置情報は個人情報であると同時に、人間関係情報でもある
ということを伝える必要があります。
これが、これからのSNSリテラシー教育に求められる視点です。
株式会社マモルでは、学校向けSNSリテラシー講演を行っています
株式会社マモル代表・くまゆうこは、
児童生徒向け・学校関係者向けに、位置情報共有によるトラブルやSNS上の人間関係リスクを防ぐためのSNSリテラシー講演を行っています。
- BeRealの位置情報トラブル
- SNSによる人間関係悪化
- 生徒間のデジタルストレス
- トラブル予防のための指導方法
など、学校現場で起こり得る問題を具体例を交えてわかりやすくお伝えしています。
SNSトラブルは、起きてから対応するのではなく、
起きる前に知ることが最大の予防です。
児童生徒向け講演や教職員研修をご検討の際は、ぜひ株式会社マモルへご相談ください。
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BeRealの位置情報共有は、人間関係トラブルだけでなく、学校名や生活圏が特定される危険にもつながります。
次の記事では、制服や背景の映り込みによって学校が特定されるSNSリスクについて詳しく解説しています。
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