2019年5月8日

車椅子の少女の話 いじめを予防する為の大事な視点?

株式会社マモルの代表 くまゆうこです。
日々、学校の先生や保護者の方とお話する機会が多く、毎日のようにいじめに関する相談を受けます。 さまざまな話を聞いて胸が痛くなるような話も多いなか、先日私が感動したエピソードを1つ。

こちらのエピソードは、先日掲載頂いた 明治図書出版のメディア【教育Zine】の教育オピニオンコーナーにも書かせて頂いた内容です。

ある学校でのエピソード

その小学校では、車いすのリクライニング型(寝るタイプ)で学童に通っている女子生徒がいました。今年の春、みんなで集合写真を撮影することになりました。子どもたちは、車いすに寝ている女の子を真ん中にして記念撮影をしました。でも、真正面から撮影しているわけですから、女の子の姿がよく写らないわけです。すると、ひとりの子どもが「私たちも寝ればいいんじゃない? それで上から撮影すれば、みんな写るよ!」と提案しました。他の子どもたちも賛成し、ぐるっと車いすの周りに寝転びました。それを上から撮影しました。車いすの女の子も、お友だちも、みんないい笑顔の素敵な記念撮影になりました。

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私が感動したのは、子どもたちが「自分の目線」から「相手の目線」になって、物事をとらえたことです。車いすで生活していることは、他の子どもたちにはわからない部分があります。でも、その子の立場になって「どうしたらいいかな」と思うこと、それが相手を理解することに繋がります。

しかもそれが先生の指導によるものでもなく、自然に子どもが思い立ち、口にして、みんながそれに賛同した。「相手の立場になって考える」さらに一歩踏み込んで「相手の視点にたって、どうすればいいか」を具体的に考えている。「ああ、子どもって本質的には、こうやって色々な経験を積みながら、相手の立場になってものを考えることを自然と学んでいくのだな」と思いました。
実はこれは「いじめをなくすことにつながる」思考だと私は思っています。

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この話には
・多様性を認めること
・相手の立場になって物事を見つめること
・自分も大切、相手も大切と考えること

こうした要素があります。これは相手を傷つけないために必要な思考力です。では逆にするとどうでしょうか。
・自分とは違うもの、他のものを認めない
・自分の立場でしか周囲を見られない
・相手に対する思いやりがない
・相手がどう思うか考えられない

「こんなことをしたら、相手はどう思うか」が想像できれば、相手の痛みに思いを馳せることができるからです。
相手の立場になって考えること。この心を特に小学生くらいのお子さんたちが家庭や社会、学校で学んで欲しいことです。そして、培ったその心を大切にして欲しい。子どもたちが「相手を思いやる」気持ちをもつことで、いじめの「芽」を摘むことができるのではないか。

ITでいじめを未然に防ぐことが、わたしの目標です。でも、それと同時に、子ども自身が「思いやりの心」「相手の立場になって考えること」を育んでほしいなと願っています。

 

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