2020年8月24日

堀潤さん×高橋弁護士×GHP小森さん  いじめ問題に関するトークセッション

いじめ×IT  株式会社マモルのくまゆうこです。

みなさんは東京都人権プラザをご存じでしょうか?人権啓発のために東京都が設置した施設で、人権について勉強をしたり、相談をしたりすることができます。港区の芝公園駅から徒歩3分くらいの場所にあります。

8月20日(金)に行われたメディア向け「いま私たち一人ひとりにできること 当事者とジャーナリスト等によるいじめ問題に関するアピール」と参加してきました。

私は、18日にこの人権プラザで教員研修をさせていただきました。

港区教員向けセミナー

教員研修の様子についてはまた別の記事で報告するとして、今回は、メディアカンファレンスの様子を紹介します。

豪華な登壇者

「当事者とジャーナリスト等によるいじめ問題に関するアピール」という内容で、登壇者3名によるトークがありました。

1人目の登壇者は小森美登里さん。NPO法人「ジェントルハートプロジェクト」の理事を務めていらっしゃいます。ジェントルハートプロジェクトはいじめ問題の解決を目指して設立されました。加害者に心の問題にいじめの本質があると考え、加害者の心によりそうことを大切にしています。

2人目の堀潤さんは元NHKアナウンサーのジャーナリストです。報道メディア出身らしい切り口でいじめ問題の解決にも力を入れて、活動されています。現在は、『モーニングCROSS』に出演中。

3人目はレイ法律事務所の弁護士、髙橋知典氏さん。学校問題や個人、企業の誹謗中傷問題など人権関連を得意とする法律事務所に所属されています。

トーク内容の要約

堀さんが司会進行役となり、他2名にお話を伺う形で行われました。
この様子は、9月1日まで こちらのyoutube(https://youtu.be/MUD5NybggQU )で見ることができるそうです。

これから見るという人もいると思うので、内容を詳しくは書くのは控えますが・・・

ジェントルハートプロジェクトの小森さんより、教員研修として、いじめを教科にいれるべきだという話。そもそも教員間でのいじめの定義があいまいで、子供のSOSを見逃していることがあるからです。

レイ法律事務所の高橋さんより、いじめ問題には「司法アプローチが足りていない」とのことです。

また、スクールロイヤーについても言及されていました。スクールロイヤーとは学校における諸問題を前段階から学校にアドバイスし、解決をする弁護士のこと。複雑化するいじめ問題にますます必要になると思われるものの、実際のところ数が足りていないのが現状です。

学校ではいじめ等の問題を教育で解決しようとする傾向がありますが、私が子どもの時と比較してもまだまだ改善点ややるべき事は沢山あります。

今回のイベントでを聞いて、閉塞感のあるいじめ問題に風穴を開けるため、改めて第三者の視点や介入がもっと必要だと感じました。

株式会社マモルも こどものSOSを拾うための サービス「マモレポ」を提供しています。1歩1歩できることから行っていこうと思います。

堀潤

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