株式会社マモル

株式会社マモルの代表のくまゆうこです。学校の夜間電話対応サービス『よるスク』について、

私たちのサービスに込めた思いや、今後の展望についてお話ししたいと思います。

現在、多くの学校では日中の業務に加え、放課後や夜間にも保護者からの電話対応が求められています。もちろん、保護者の方々にとって子どもたちの心配は最優先です。

しかし、その一方で、教員の方々はその対応に追われ、本来注力すべき授業準備や児童・生徒との向き合いの時間が削られてしまう現実があります。

こうした問題の背景には、近年増加している保護者や地域からの過剰な苦情や不当な要求があります。教育委員会もそれに気付き、学校外で対応する仕組みづくりを始めていますが、

現場の教員が精神的な疲弊から休職に追い込まれるケースは後を絶ちません。実際、苦情対応を誤ったことでいじめ問題が深刻化したり、不登校の長期化につながったりすることもあるのです。

そこで私たちは、「先生を守ることで、結果的に子どもたちを守る」ことを信念に、夜間だけ学校の電話を代わりに受ける『よるスク』を立ち上げました。『よるスク』では、教育に理解のある専門スタッフが丁寧にお話を伺い、必要に応じて翌日に学校へ報告します。これにより、教員の私生活や休息時間を守りつつ、保護者の不安にも真摯に向き合うことができます。

元々、このアイディアは　とある学校からのご相談から始まりました。

お知らせを出してからお問い合わせや自治体からのお問い合わせがあります。

やはりニーズがあるのだなと思っているところです。

私たちは、『よるスク』が全国に広がることで、教員が心身ともに健康でいられる環境が整い、子どもたちにより良い教育が届けられると信じています。学校は地域社会の中心です。その学校を支える教員が健やかであることは、社会全体の未来にもつながると考えています。

今後も私たちは、学校現場の声を丁寧に拾い上げながら、より良いサービスへと進化させてまいります。ご興味をお持ちの学校関係者の皆様、ぜひ一度お気軽にご相談ください。

自治体や学校ごとにカスタマイズをしていきたいと思っています。

未来を担う子どもたちのために、そして頑張る先生たちのために。
『よるスク』は、これからも静かに、しかし力強く現場を支えてまいります。