2025年6月24日

全国の高校生から「探究」社会課題のインタビューを承っています

2022年度から導入された高等学校の新課程として「探究」が設けられています。

以前の「総合的な学習の時間」を発展させた「総合的な探究の時間」として、主体的・対話的で深い学びを通じて、社会とつながる力や思考力・判断力・表現力を育むこと、「正解のない課題に取り組む力を育て、これからの時代に必要な「学び続ける力」を養うこと、「自分の興味・関心に基づいてテーマを設定し、情報収集・分析・まとめ・発表を行うプロセスを経験すること、を目的とされています。

探究での課題設定で、高校生たちの関心として挙げられるのが、いじめ、SNSリテラシー、教員や子どもの心のサポート、不登校支援などについての社会課題です。

当社にも、全国の高校生より、多くのインタビュー依頼をいただいております。

 

いつもは、学校名を出せないため、このような記事は掲載していませんでしたが、今回は、札幌日本大学高等学校の熱心な生徒さんより、学校名掲載の許可をいただきましたので、内容をご紹介します。



インタビューテーマ:教育現場について。 生徒と教員の心のサポートについて。

こんな内容をお話しました。

Q. 「マモレポ」導入後に、思いがけない反応や感動したエピソードは?

A.最初は導入に躊躇する先生もおられますが、いざ導入が決まると多くの先生が「生徒のためにどう活用するか」と前向きに考えてくださること。中には、最初に強く躊躇していた先生ほど、説明を重ねるうちに積極的に取り組んでくださることもあります。「子どもたちのためだから」といってくださる事が多いのでとても嬉しいです。

初めから協力的な先生はもちろんありがたい存在ですが、一転して熱心に関わってくださる先生の姿勢には、特に心を打たれます。なかには自主的に資料を作成し、具体的な対応策を示してくださる先生もおり、そうした一つ一つの姿勢が非常に励みになります。

Q.初期の頃と今とで、いじめやハラスメントの相談内容に変化はありましたか?

A.人は、小さなことでも気になる人もいれば、全然気にしない人もいて、それぞれ感じ方が違います。でも、気になることが悪いわけじゃなくて、「相談できる場所がある」と思えることが大事です。

学校でのいじめは、大人が想像するような深刻ないじめよりも、「ちょっと嫌だった」とか「なんかモヤモヤする」のような、小さな悩みもあります。早期発見、小さな声を拾う、そういうものを受け止めてあげたいと思っていて、それこそが「マモレポ」の目的です。

また、相談することで心が軽くなることもあるのではないでしょうか。

 

その他、

Q.サービスを作る中で、一番苦労したことや、思わぬ壁にぶつかったエピソードは?

Q.いじめやハラスメント対策について、社会や行政に求めることはありますか?

Q.業界の課題や、今後みんなで取り組むべきことは何だと思いますか?

など、たくさんの質問にご回答させていただきましたが、掲載の都合で割愛させていただきます。

 

時間が許す限り、たくさんの小学生・中学生・高校生の皆さんとお話したいと思っています。

※講演・インタビュー等のお問い合わせについてはこちらからお願いいたします。



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