コロナで学校説明会ができない!それを逆手にとる高校生達
学校向けにいじめ防止プラットフォーム クラウドサービス「マモレポ」の開発、運営をしている株式会社マモルのくまゆうこです。
今年はコロナ禍により、大人数が集まるイベントが中止になっていますね。
学校も例外ではなく、文化祭や運動会、修学旅行などの子供が楽しみにしている行事が縮小されています。もちろん学校説明会も。
今年はオンラインで開催する学校が多い中で、都内の私立中学校・高校学校に在校している高校生自らが、オンライン説明会を開催するという試みがありました。
参加校:高輪中学高等学校、順天中学校、獨協中学校、自由学園男子部中等科、自由学園女子部中等科、城北中学校、市川中学校、開智日本橋学園中学校
誰でも参加できるということで私も参加してきました。
現役高校生が自ら考え、企画した学校説明会
元々のきっかけは、発起人兼プロジェクトリーダー犬塚さん(私立高等学校2年生)が、「入学してみたらなんか想像と違った!」と、中学受験をした弟のそんな何気ない一言から決まったそうです。
既存の学校説明会は先生が説明をするというのが当たり前ですが、それでは学校の本当の「魅力」が伝わらないのではないのか?そんな気持ちから生まれた企画です。
10校もの学校の生徒がプレゼンテーションをし、自分たちの学校の魅力を添えて伝えてくれました。
学校説明会では、勉強の事だけでなく探求学習についても触れられていました。
開智日本橋学園では、課外活動でLGBTQについて学んでいるということが発表されていました。また学校では、個性を出す機会が多いそうで、入学当時 最初は気が合わないと思っていた友達が個性を自ら発信していけるお互いの個性を認め合えたそうです。
当日は参加600人。参加後のアンケートも95%の方々に「大満足」または「満足」と回答だったようです。
これからのコロナ時代にはこのような取り組みが大切な理由
イベント当日は、「zoomに入れない」「プレゼン資料の共有ができない」
など小さなトラブルがあったようですが、即座に話し合って冷静に対応することで、大きな問題にはならなかったようです。運営していた高校生の学生も「臨機応変に動くことの大切さと難しさを痛感しました」との事でした。
今回は東京だけの学校でしたが、全国でもできるのではないでしょうか。
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