2020年6月1日

コロナにおけるいじめ・子どもの心のケア問題を保護者20人、先生20人で考えてみた

2020.5.27(水)20:30から開催されたイベント

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学校再開直前!6月からの授業のあり方 〜withコロナ時代の対話的な学習と の第二部で コロナにおけるいじめ・子どもの心のケア問題というテーマで46人の方とお話させていただきました。

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ちなみにこのイベント、全体イベントの参加者が1,931人で、オンラインだからこんな大規模なイベントができたんだなと思っています。

先生と保護者 46人からでた悩み

さて、46人で話したことは、タイトルどおり、コロナについてのいじめと心のケアについてです。

具体的にはこんな事がでました。

長い休みで友達とも会えず登校が不安

子どもが外に出たがらなくなった

→子どもが外にでると大人に怒られたりするので怖くなった

→家にいるのに慣れてしまい 外にでるのが億劫になる

下校中にマスクをしていない児童がいたというクレームがきて以来学校に行くのが怖い
→そもそもマスクが手に入らない子もいるのでは?

・親が在宅ワークな為、子どもが目の前にいるのに構ってあげれない

→子どもの立場からすると、「親が目の前にいるのに構ってくれない」になるのでしょうね。

・今までよりもコミュニケーションが減った気がする

4月に学校がなかったので PTAがなく親同士が繋がりを築きにくい

・敏感気質の特性をもった子どもの心理状態が気になる

・コロナに感染したら噂されるのではないか、いじめられるのではないか

・OECD、ユネスコは、子供の心のケアに力を入れるように言っていますが、日本の文科省や教育委員会は「学習」に重きを置いているのではないか

・行事などが中止になって学校が閉塞的な空間になるような気がしていて心配

また先生方からは、

詰め込み教育になりそうで心配

→字数がキーワード。内容よりもとにかく数をこなさないといけない。

土曜を増やして、夏休みを短縮してやる。とにかく終わらせろという

指示が上から来ている。

・久しぶりの友達再開で嬉しい子どもを今までと同じ距離で関わらないように引き離すのが辛い

・行事も軒並みないので不安

・学年が変わり、クラス替えがあったのに休校になったので子どもの友達関係がどうなるかが不安

・限られた登校で子どもの不安を見抜いてあげることができるか

という声があがりました。

その他、今回の会ではないのですが コロナで学校が休校になってから保護者の方や先生から頂いた相談は、

・勉強についていけるか心配。勉強を家庭で教えることができないので

どうすればいいか

・子どもの宿題が多いことで、子どもが勉強嫌いになるのではないか

・長い間学校を休んでいるので 生活リズムが狂ってしまい元の生活に戻れるのか

保護者と子どもがいつも一緒にいすぎて家にいるとお母さんに怒られる

子どもがダラダラしているのを保護者が怒り、子どもの自己肯定感が下がっている

・子ども高学年や中学生において、オンライン授業などがあり、環境が整わない人がからかいやいじめの対象になる

・みんな何してるのかなとふと寂しくなる。疎外感、孤独感が襲ってくる。

という事がありました。

学校と連携したい保護者

このようにコロナでは様々な不安があります。

子どもが不安というより、子どもが不安になるんじゃないかと先生や保護者といった大人が不安になっているという事です。

今回は、保護者半分教員半分 合計46名がそれぞれの立場から

どうすれば学校と保護者が連携して6月からのwithコロナに立ち向かえるかという話をしました。

コロナの学校問題は、先生と保護者がバラバラに子どもをサポートするより、当たり前ですが、一緒にやっていくのがいいですよね。

保護者も「私もできれば何かお手伝いしたい。先生の力になりたい。先生と一緒に子どもをサポートしたい」と思っているようです。

先生も「子どものお家の様子を知りたい」だそうです。子どもは時として学校で見せる顔と家で見せる顔が違うからです。

ちょっとした違いから、子どもの本音、心のSOSを拾いたい、そういう思いです。

先生と保護者がタッグ組みたい時、保護者は、なんという言葉を先生にかけるといいのでしょうか。

あまり前のめりでいくと先生がひいてしまう

前のめりで保護者がいく場合、先生が距離をおいたり、大丈夫ですよということがあるそうです。なぜなのか。

それは 

あまりに協力的な保護者は、一瞬でモンペに変身するから気をつけて

これはある方から言われた事です。

保護者としてはこんな事を言われたら悲しいですよね。でも、きっと過去に何かがあったんでしょう。

あまりに過度に期待する保護者は、ちょっとした時に裏切られた!信用できない!と反発することがあるからです。

そんな経験をしている先生は、あまりに距離が近い保護者に拒否反応がでてくるのも事実なようです。

また責任感の強い先生こそ、保護者にあまり頼ってはいけないという気持ちも出てくるみたいです。

そんな時、保護者は先生に何と言えばいいんでしょう。

それは、素直にストレートに

「先生、私も何か一緒にコロナを乗り切っていきたいので、何かできることがあったら教えてください」

こう言われたら嬉しいという先生の意見が多数でした。

大丈夫という言葉は不安になる

そしてもう1つ。保護者視点でいうと、先生が「大丈夫ですよ」というと安心すると思いますが、保護者からすると「大丈夫です」

この言葉ほど不安なことはないようです。

個人面談や参観日で大丈夫じゃないときに、大丈夫と言われるのは 一層不安になりますね。

まとめ

保護者と学校と地域が組んでいく。今度はイベントで保護者と学校と地域がうまく連携できた例を紹介していきたいと思います。

我こそはと思う方々は、ぜひご連絡下さい。

そして最後にコロナはばい菌という言葉で安易にいじめが広がって行く可能性があります。

子供同士のばい菌いじめやからかいのコロナごっこよりも、もっと怖いのは陽性になった子どもを大人も一緒になって差別すること。

これだけはなんとか避けたい事です。

教育現場と家庭での話し合いをよろしくお願いします。

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