2021年7月5日

学校のGIGAスクール構想で注目!超高速・大容量の通信を可能にする「SINET」とは?

こんにちは。ITでいじめのサインを見逃さない株式会社マモルのくまゆうこです。

一人一台ずつのPC端末と高速ネットワークを整備するというGIGAスクール構想。この計画によって良質な授業や遠隔授業を受けたり、あるいは教員の校務の負担を減らしたりすることができます。効果的な学びのためには重要な計画ですが、様々な問題が。そのうちの1つが安定した通信環境の確保です。しかし、これから説明するSINETが学校に解放されることによって、解決できると考えられています。

SINETとは?

せっかくICTを利用した授業を取り入れても通信が止まったり、遅かったりしては授業になりません。それを防ぐためにもSINETが注目されています。

SINET(サイネット)「Science Information NETwork」の略で日本の学術研究を支える超高速ネットワークです。国立情報学研究所が構築、運用しており、約800もの大学や研究機関などが加入し、利用しています。日本全国を100Gbpsというスピードでつないでおり、これは世界最高クラスにあたるそうです。どれくらいすごいのか想像しづらいですね。約700MBのCD1枚をダウンロードする場合、1Gbpsだと約6秒で済みます。これの100倍の速さということですから、何となくすごいということは伝わってきますね。

セキュリティ面でも注目

教員が個別指導のために児童・生徒の個人情報を扱うこともありますね。そういった場合、不安になるのが情報漏洩です。SINETは認証、VPNサービス、ネットワークモニタリングなどの機能を拡充しており、機密性の高いデータ保存が可能です。

必ずSINETを利用しなければいけないのか

通信ネットワークの設置者である学校が必ずSINETを利用しなければいけないかというと、そうでもないようです。設置費用や通信環境の安定性、セキュリティ等を考慮し、SINETか一般高速通信を選択することができます。

しかし、SINETを利用すれば利用している大学や研究機関等との交流や連携を強化できる可能性もあり、ひいては良質な教育環境につながる可能性もありますね。今後はSINETと一般高速通信のどちらを利用しているかも、学校選びの基準の一つになるかもしれませんね。

まとめ

ICTを利用した学習に安定した通信環境は欠かせませんね。コロナ禍において遠隔授業の重要性も実感したこともありますが 学校に通うのが苦手な子の救いにもなると改めて思いました。SINETを使用するにしろ、しないにしろ、高速かつ安定性のある通信環境の確保を進めて欲しいですね。

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