2022年12月7日

カードゲームが不登校脱出のきっかけになるかも?ゲームで気持ちを理解する

突然ですが不登校の子どもがどんな気持ちなのか考えたことはありますか?いくら本を読んでもカウンセラーの話を聞いてみてもその気持ちは本人にしかわかりません。

正直に子どもが気持ちを話してくれればいいですが、それが簡単にできたら苦労しませんよね。

面と向かって話すとなかなか話しにくいこともゲームで楽しくしているとふと話してくれるかもしれません。

話すきっかけがあれば

そもそも「話す」ということは勇気がいることです。カウンセリング形式で話を聞くのが普通だと思いますがそれだと取り調べのような高圧的な形式になってしまい子どもは萎縮してしまいます。大人でも嫌だと思うのではないでしょうか?

そこでゲームという形を取ることで取り調べではなく「遊び」の一貫として話を聞くことでき話しても大丈夫という環境を作ることができます。

環境が整うと「話を聞く」ではなく「ゲームを楽しむ」という中でゲームの中の会話であったり、ゲームのルールなどでふとした瞬間に本当の気持ちを話してくれるかもしれません。

カードゲームの例

人の気持ちを聞くこと、話すことに特化したカードゲームもすでに販売されています。

例えば、「きいて・はなして はなして・きいて「トーキングゲーム」」は勝ち負けのないカードゲームで、ルールは人の話を黙って聞くだけです。

引いたカードにお題が書いてあってそのお題について話すだけの簡単な内容です。ただし、答えてる人に質問をしたり、急かしたり、笑ったりしない。ただただお題について回答者が話します。

自分の話を真剣に聴いてもらえる安心感があると、子どもは心を開くようになり、自然と自分の本当に思っていることを話すようになるそうです。

答えたくなかったり、答えるのが難しい質問はパスすることもできます。

不登校を理解するカードゲーム「CLUECARDsweet」

大人が不登校の子どもの気持ちを理解するカードゲームもあります。

不登校を理解するカードゲーム「CLUECARDsweet」はもともと介護が楽しく学べるカードゲーム「CLUECARD」をリリースした小原日出美さんがカードゲームの体験会を介して「不登校への理解編を作って欲しい」「発達障害について理解するツールを作って欲しい」という声を受けて自身の経験も踏まえて開発をしました。

不登校は本人だけではなく周りにもなってしまうきっかけがあるかもしれません。子どもの気持ちがわかったり、自分の考え方がわかったりとゲームを通じて変わることがあるかもしれません。

まとめ

ゲームは一つの手段でしたが、不登校脱出は話す「きっかけ」が大切です。1人になると自分で考え込んでしまいます。時にはその考えを話すことも必要。

コミュニケーションの手段ももしかしたら直接話すのではなくチャット形式や手紙などでもいいのかもしれません。

 

少しでも話しやすい環境を作って、どんな人も救われるような世界になるといいですね。

CLUECARDsweetについてはこちら

不登校を理解するカードゲーム「CLUECARDsweet」(小原 日出美 2022/06/05 公開) – クラウドファンディング READYFOR

 

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