2023年10月5日

小中学校の「不登校」「いじめ」過去最多 文科省の調査を受けて

先日、文部科学省の調査結果が発表され、不登校の小中学生は、昨年度およそ29万9000人でした。

前年から5万人以上増え、10年連続で増加して過去最多となっています。いじめの認知件数や暴力行為も約68万件と過去最多となり、その中でも、生命や心身に重大な被害が生じた疑いがある「重大事態」は923件で、前の年から3割増えました。文部科学省は「コロナ禍での生活環境の変化や制限による交友関係の築きにくさなどが背景にある」とされています。

児童生徒の問題行動・不登校等生徒指導上の諸課題に関する調査

ですが、いじめも不登校も、その背景は人それぞれです。

不登校には必ずしも原因があるものでもありませんし、ましてや原因を明らかにしたからといって、すぐ改善するとは限りませんよね。ご家庭での悩みは尽きないと思います。

かねてから私は、「学校へ行きたくないと思ったら、無理して行かなくてもいいんだよ」と伝えてきましたが、そのような考えが世間に広まりつつあるのかもしれませんね。

とはいえ、不登校は長引けば長引くほど、その対応が難しくなるというのも事実としてあります。不登校の子どもとは、学校や、その他社会との関係性を切らしてはいけないと思います。子どもと、学校やその他社会と何らかのつながりを持ち続け、見守り、支援する取り組みをすることで、長期化を防げるのではないかと考えています。

たとえばGIGAスクールで利用できる当社のシステム【マモレポ】の機能で、先生やカウンセラーと繋がって欲しいと思い、様々な開発をしています。オンラインの利点を最大限に活用できたらいいですよね。

すべての子どもたちに、笑顔を。

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