2022年10月12日

保護者向けいじめ予防プログラム「Connect Hearts Program」  動画販売をスタート

販売サイト: https://mamoru.teachable.com/p/oyako

いじめ・ハラスメント報告、相談プラットフォーム「マモレポ」の提供、教育コンテンツの開発を手がける株式会社マモル(本社:東京都新宿区、代表取締役:隈 有子、 https://mamor.jp )は、教育心理を専門とする研究者が開発した小学生の保護者向けいじめ予防プログラム「Connect Hearts Program」の動画販売を2022年10月1日より開始したことをお知らせします。なお、このプログラムではリーフレットの無償提供も行っています。

■いじめ問題の現状と課題について

令和3年度文部科学省いじめ防止対策協議会(第1回)で配布された「いじめの現状について」によると、令和2年度の小・中・高等学校および特別支援学校におけるいじめの認知件数は51万7,163件となり、新型コロナウイルスの影響により、前年比では減少しています。しかし、認知件数が減少する中で、「パソコンや携帯電話等で、ひぼう・中傷や嫌なことをされる」の件数は、引き続き増加傾向にあります。いじめについては今や学校の教職員だけの問題ではなく、スクールカウンセラー、スクールソーシャルワーカー、関係機関との連携による相談体制の充実が急務となっていますが、加えて家庭・地域社会等の理解のもと、未然防止や早期発見・早期対応等地域ぐるみの取り組みの推進が求められています。

2021年12月よりスタートしたリーフレット無償提供を機に、教育現場やPTAをはじめ「いじめ問題」に取り組む関係機関や個人の方から動画販売のご要望を多くいただき、今回の発売に至りました。

■親子で取り組むいじめ予防プログラム「Connect Hearts Program」について

このプログラムは、子どもたちの間で大変深刻となっているいじめを予防するため、いじめや心理学を研究する目白大学、都留文科大学、筑波大学、埼玉学園大学の4名の研究者が、エビデンスベースの情報を基に開発しました。リーフレットの無償提供をはじめ、教職員や保護者の個人的な勉強のみならず、ソーシャルワーカーや地域での研修やPTAなど多くの個人、団体に活用いただいています。

プログラム紹介およびダウンロードページ: https://mamor.jp/parents/

■動画『親子で取り組むいじめ予防』について

第1弾として、当プログラム研究開発チーム代表の目白大学心理学部 杉本 希映氏と当社代表取締役 隈 有子(くま ゆうこ)による『親子で取り組むいじめ予防』(全編約61分)の動画とプログラム資料を販売します。

参考) 動画『親子で取り組むいじめ予防』(1)

参考) 動画『親子で取り組むいじめ予防』(2)

販売サイト: https://mamoru.teachable.com/p/oyako

3,500円(税込)で購入日から3ヶ月間動画視聴いただける3ヶ月スポット視聴と、お得な無期限視聴のコースを選べます。

■動画販売についてコメント

【目白大学心理学部 准教授 杉本 希映 コメント】

このプログラムは、子どものいじめについて保護者も知ることで、子どもに関わる大人全体でいじめを予防していこう、という目的で作成されました。子どもをいじめの加害者にもそれを周りでただ見ている第三者にもしないために、もし子どもがいじめの被害にあったときに保護者など誰かに相談できるようにするために、子ども同士のトラブルがいじめに発展しないために、周囲の大人として何ができるでしょうか。そのような内容が、この動画ではわかりやすく説明されています。この動画を見ることで、いじめに対する知識が得られると共に、子どもとの日常における関係を見つめ直すきっかけになるのではないかと考えています。子どもの成長や幸せのために、子どもやその周りにいる大人が温かい心でつながっていく、そのようなプログラムとなることを願っています。

【株式会社マモル 代表取締役 くま ゆうこ コメント】

いじめに対する知識が得られると共に、子どもとの日常や教育現場における関係を見つめ直すきっかけとして、お役立てください。またこの取り組みにご関心があり、連携いただける教育現場の専門家、スクールカウンセラー、スクールソーシャルワーカー等の皆さまからのお問い合わせもお待ちしております。

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